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男子は古館(紫波町)、女子は西南(花巻市)が優勝・全国大会へ

第23回岩手県ミニバスケットボール交歓大会兼全国大会・東北大会予選
2000年1月14日〜16日@北上市総合体育館・黒沢尻体育館

古館#4北田古館のエース北田は、ガード役に徹し、チームの安定した戦いをコントロールしていた。  本大会男子は当初から大混戦が予想されていた。大本命の2チームが地区予選で相次いで第一代表を逃したのだ。
 夏を制した新堀が地区予選決勝で敗れ第二代表となり、また、春と秋を制した古館が第三代表と大きく出遅れて本戦に臨むこととなった。いつになく高いレベルで力が均衡している。
 上位進出が予想されたのは、新堀、古館、きたくり、一関、のほか新堀に勝って出場の八幡、古館を敗っての上田。そのほか、大型チームの水沢みなみ・南城・滝沢と好チームが顔をそろえ、大会が始まった。
 一回戦で好チームおだきが敗れ、二回戦で水沢みなみが一関を、滝沢が久慈を敗り上位に上っていった。ベスト8では、きたくり○60-47●新堀、滝沢○28-25●上田、水沢みなみ○59-40●南城、古館○46-31●八幡と、点差以上の接戦が繰り広げられた。
 その中でも群を抜いて安定感のあったのが古館。準決勝では勢いのある水沢みなみを一蹴、決勝ではきたくりのエース目時をシャットアウトし初優勝に輝いた。

西南#6八重樫西南のスーパーガード八重樫。徹底したマークをものともせず、縦横無尽にコートを駆け回り、楽しいそうでもあった。  女子の大本命は西南。この1年間県内では負けなしといってよい。それを追うのが黒北・黒東の北上市の地元勢。そして、きたくり、伊出、西根、一関、葛巻、湯口などの活躍が予想された。
 一回戦では予想に反し湯口が敗退。また、伊出も平内に辛勝する一方で、6年生たった一人の海の子が初戦を勝ち向いた。実績だけでは分からない。
 二回戦に入り、伊出が葛巻の粘りのディフェンスに屈し、海の子も西根の分厚い攻防を崩せなかった。
 ベスト8に入っても西南は大勝を続ける。一方で黒東が粘る葛巻を振りきり、きたくりも一関に快勝、黒北も西根をうっちゃる。しかし、ベスト4の上位対戦になっても西南の勢いと得点力は衰えず52-14と黒東を、決勝では48-28ときたくりを問題にせず優勝を遂げた。黒北はきたくりに敗れ3位となった。

南城#5古谷 南城の#5は豊富な運動量と滞空時間で攻守に大活躍だった。初出場ながら南城はおだき、黒東を敗りベスト8入り。

【男子・南城大活躍】

 男子一回戦の好カードは、南城vsおだき。双方高さと得点力のある好チーム。序盤14点差と出遅れた南城がねばり強くリードをつめる。とうとう第3Qに追いつき逆転するも、南城HCわだちさんおだきも粘る。南城が62-55と終盤何とか突き放し勝利を収めた。ハイスコアリングな攻防に観客席が大いに沸いた好ゲームであった。
 その勢いに乗り2回戦も快勝。ベスト8の水沢みなみ戦も前半9点ビハインドで折り返すも、3Q中頃には5点差と詰める。場内騒然となるが、水沢もあわてずゲームをコントロール再び9点差となったところからしっかりとゾーンを敷く。南城は無理なシュートを重ね、タイムアップ。しかし、南城ははじめての県大会挑戦で8強入りという快挙を成し遂げた。

                    『初出場にベンチも緊張感あふれる采配!』


古館#8伊藤
古館#8が柔らかな身のこなしで大型センターをすり抜ける

【男子優勝・古館は本物だ!】 古館#10戸塚

 ベスト8。高度感のある好チーム八幡を巧みにそして力強く突き放していった古館の強さは本物だった。力強いゴール下。柔らかなタッチのドライブイン。ポイントポイントで決まるミドルシュート。そして、強力なプレスディフェンス。
 ワンプレーワンプレーの質が高く、そして力強い。ミニバスのチームを作る上で、一種の理想型を感じてしまった。170センチを越えるセンター陣、160センチ台のフォワード・ガード。何ともうらやましい布陣であった。


一関#4及川 【男子一関・惜敗】
皆さんお待ちかねの鬼さんです
 上位の常連一関だが、今年は大苦戦。一回戦こそ地力を発揮して楽勝だったが、2回戦で水沢みなみに苦杯を喫する。

監督談話:
「水沢みなみの#6、#7の高さ、大きさに完敗。リバウンドは9割以上押さえられ、この二人に20得点を許しましたが、私のミスは実は#4を押さえなかった事。この#4、準々決勝では実に柔らかいフォームのシューテングを見せていました。かなりのセンスです。狙いの3Q、一気に突き放す計画がこの#4にうまく粘られてしまったのが誤算。」

きたくり#4目時
「準々決勝新堀戦
 終了間際、エース目時バスカンをゲット」
【男子きたくり・健闘及ばず準優勝】

昨年の優勝チーム「きたくり」は、地区予選で古館に土を付けており、2連覇をもくろんでいたが・・・

鬼コーチさんの談話:
 「私がすっかりほれ込んだ「きたくり」。決勝戦では自分達のペースをつかめない。頼みの2Q、目時君も完全に封じられ、他の子もイージーミスを繰り返しボールが手につかず。殆ど前半で勝負がついてしまいました。
さすがに4Q、目時君が全開となるも落ちついた「古館」の一番良い形のゲームとなり完勝で初優勝でした。
 古館は盛岡予選での敗退からしっかり対策が出来ていたようですね。
とかく勝ったほうは、今度は違うやり方で…とはなりにくいもの。」



久慈#4岩本
苦戦に#4岩本が大車輪で加点する


応援ありがとうございました!
(久慈ミニ男子チーム一堂)

【男子久慈ミニ・大逆転劇も2度目はならず】

 ここ数年、久慈ミニはこの大会くすぶっていた。96年に上位進出し、東北大会に駒を進めて以来勝ち星がない。そんな思いがかえってプレッシャーになったか、一回戦・地元黒西に大苦戦。
【一回戦:vs黒西】
 1Qで主導権を握る作戦もプレッシャーからか動きが堅い。能力で負けてはいないが、弱気でシュートに行かない。まさかの7-13で6点ビハインド。2Qに入り久慈は猛追を見せる。#4岩本の5連続ゴールなどでようやく逆転、24-22で前半を終える。
 しかし、後半3Qに入ってもゲームをコントロールできない。苦労して得点を重ねるが、ロングスロー+ゴール下だけの単純速攻に手を焼き35-40と再逆転を許す。4Qに入り黒西は押せ押せムード。ついに残り3分37-48とこの試合最大の11得点差が開いてしまう。さすがにベンチのムードも悪い。応援団は悲鳴と涙声。選手はうつろ。
 タイムアウトでの指示は、「オールコートプレス。 残り3分悔いのないプレーをすること。」
 相手はあわてた。ハーフを越えるロングパスを出していた黒西はパスが出せず、ファールもかさむ。ことごとく1線と2線のパスカットから加点。1分30秒で51-53まで押し戻す。強気の攻めからさらに加点、とうとう59-54とゲームをもぎ取った。
 それにしてもフリースローは重要だ。4Q久慈のFTは10/12。最後はこれが試合を決めたのだった。

   
#6古館は相変わらずのフィニッシャー。#11遠藤はサウスポー特有のリズムでゲームメイク。

【二回戦:vs滝沢】
 客観的にはサイズも走力も滝沢が一枚上。久慈とすればアウトサイドシュートでゲームの流れをつかみたいところ。しかし、ゲームは1Qで決まってしまった。おどおどしたプレーをつかれ4-18。2Qから互角に渡り合うが16-30と大きく差がつく。
 黒西戦とは違い14点差は難しい。ここからプレスをしかけ点の取り合いに出る。3Q半ば過ぎには30-40と10点差まで追い上げるが、4Qに入り足以外の差が出る。サイズを活かしたゾーンディフェンスを敷かれ万事休す。無理なオフェンスから逆に速攻をしかけられ失点がかさむ。結局36-64でタイムアップ。しかし、選手はさわやかにシーズンを終えた。中学でまた伸びて欲しいと思う。
また、滝沢は3位入賞し東北大会に出場することとなった。健闘を祈りたい。


【5年生主体でがんばった海の子】

 昨年まで2連覇の海の子は、今年6年生がたった一人。その#4下田が随所に好プレーを見せ一回戦を突破した。しかし、5年生エースガードの#5三浦を負傷で欠き、バックアップの4年生#14斉藤もがんばり得点するが、ゲームメークが非常に苦しい。結局二回戦で、力のある西根に屈し3連覇の夢は阻まれてしまった。
 しかし、オール5年生と言っていい布陣で力を見せた海の子の新年度は要チェックだ。


【残念!頂点までたどり着けなかった黒北】

 この一年間西南を追い続けた黒北。秋のコカコーラカップでは後半1点差まで肉薄するほど力をつけていた。
 自慢のセンター・フォワード陣を動かす司令塔が#8エースガードの菅原だった。西南・八重樫とは全くタイプの子となるガードだが、正確なパス回しとミドルシュートは八重樫以上か。個人的には1年前の新人戦の時から目に留まり、気になる存在であった。
 残念ながら、黒北は準決勝できたくりに39-47と敗れ3位にとどまり、決勝での西南との対決は実現しなかったが、東北大会あるいは中学での活躍が期待される。


【黒東粘り勝ち・葛巻4強入り逃す】

 スター不在ながら粘りのディフェンスで勝ちあがってきた黒東と葛巻がベスト8で激突した。ともに決定力のあるオフェンスができないまま終盤にもつれ込んでしまったが、ディフェンスの集中力の切れなかった黒東が4強入りを果たし、東北大会への出場権をつかんだ。
 しかし、その後黒東は西南と対戦したが力の差は歴然で、失点は比較的押さえたが得点できず、14-52という準決勝らしからぬゲームをしてしまった。


男子トーナメント結果

<一回戦>

八幡(稗貫) ○48-15●東松園(盛岡) →新堀に勝った花巻地区第一代表、八幡好発進
興田(東磐井)●28-50○黒沢尻北(和賀)→開催地代表勝利
平泉(西磐井)○46-21●小佐野(釜石) →平泉は好チーム
宮古(下閉伊)●20-55○古館(盛岡)  →宮古前半健闘も及ばず、さすが秋の覇者強し
おだき(江刺)●55-62○南城(稗貫)  →わだちさん勝利・序盤の14点ビハインドを逆転
黒東(和賀) ○51-25●千厩(東磐井) →こちらも開催地代表勝利
水沢南(水沢)○55-28●西根(岩手)  →170センチツインタワーの水沢強し
太田東(盛岡)●41-56○一関(西磐井) →鬼コーチさん3Qで30点差!4年生も投入貫禄勝ち
きたくり(盛岡)○102-5●長島(西磐井) →昨年の覇者貫禄勝ち。
大原(東磐井)○32-31●飛鷹(水沢)  →好チーム大原薄氷の勝利
住田(気仙) ●17-133○新堀(稗貫)  →夏の覇者新堀・貫禄の発進
二戸中央(二戸)○58-20●鬼柳南(和賀) →県北の雄中央、好発進
滝沢(岩手) ○58-30●西南(稗貫)  →昨年2位の西南及ばず・滝沢圧勝
☆久慈(九戸)○59-54●黒西(和賀)  →残り3分で11点を逆転・辛勝
胆沢第一(水沢)●26-41○花巻小(稗貫) →花巻好発進。
川崎(東磐井)●8-87○盛岡上田(盛岡)→さすが盛岡一位、圧勝

<二回戦>☆ベスト16

八幡(稗貫) ○76-26●黒北(和賀) →高さの八幡順当に圧勝
古館(盛岡) ○58-10●平泉(西磐井)→古館も順当に圧勝
南城(稗貫) ○55-28●黒東(和賀) →南城余裕の勝利>県大会初もベスト8入り。
水沢南(水沢)○34-32●一関(西磐井)→二回戦屈指の好カード>一関まさかの敗退
きたくり(盛岡)○65-32●大原(東磐井)→昨年の覇者またも貫禄勝ち。
新堀(稗貫) ○68-17●二戸(二戸) →夏の覇者新堀・オールコートプレスで圧勝。
滝沢(岩手) ○64-36●久慈(九戸) →高さとランに苦戦。後半10点差と詰めるが4Q力尽く。
上田(盛岡) ○50-5●花巻小(稗貫)→上田制空権を制し一方的勝利。

<準々決勝>☆ベスト8

古館(盛岡) ○46-31●八幡(稗貫) →プレス合戦も古館がゲームメイクに一日の長。
水沢南(水沢)○59-40●南城(稗貫) →南城3Qまで9点差とねばるが水沢の高さに屈する。
きたくり(盛岡)○60-47●新堀(稗貫) →新堀タイトDFでがんばるが、きたくり。
滝沢(岩手) ○28-25●上田(盛岡) →双方大型チーム、滝沢の早さが長ずる。

<準決勝>
  古館○69(33,36)-(11,13)24●水沢みなみ →古館は水沢の潜在能力をシャットアウト
きたくり○49(27,22)-(17,19)36●滝沢    →きたくりのゲーム勘はすばらしかった

<決勝>
  古館○59(33,26)-(15,28)43●きたくり  →前半で古館が主導権を得て完勝。

 ※古館は全国大会@東京3月へ、きたくり・水沢・滝沢は東北大会@秋田2月へ

女子トーナメント結果

<一回戦>

西南(稗貫) ○84-12●南畑小(岩手) →実力bP、貫禄の好発進
羽田(水沢) ●22-35○二子(和賀)  →開催地代表勝利
大原(東磐井)●23-30○豊間根(下閉伊)→沿岸宮古地区代表初戦突破
末崎(気仙) ●26-41○山目(西磐井) →さすが一関地区代表勝利
水沢南(水沢)○26-24●湯本(稗貫)  →やまかげさん残念!水沢辛勝。
黒東(和賀) ○50-18●小佐野(釜石) →地元代表好発進
太田東(盛岡)●8-32○葛巻(岩手)  →県北の粘りのディフェンス威力発揮
平内(九戸) ●27-34○伊出(江刺)  →夏の3位辛勝。久慈地区第2代表残念。
きたくり(盛岡)○86-21●東水沢常磐(水沢)→昨年2位の実力を今年も引き継ぐ
千徳(下閉伊)○25-24●湯口(稗貫)  →元監督さんの応援空し!1点に泣く。
奥中山(二戸)○27-22●黒西(和賀)  →沿線県北代表のうれしい初戦突破
一関(西磐井)○42-20●千厩(東磐井) →鬼コーチさん貫禄勝ち。
海の子(九戸)○41-34●鬼柳南(和賀) →久慈地区第一代表の海の子、走り勝つ。
西根(岩手) ○80-24●大沢(下閉伊) →西根の強さは本物だ。
仁王(盛岡) ○27-17●広瀬(江刺)  →盛岡仁王、うれしい初戦突破
八幡(稗貫) ●26-41○黒沢尻北(和賀)→黒北、難敵八幡を下し弾みがつくか

<二回戦>☆ベスト16

西南(稗貫) ○112-7●二子(和賀) →とうとう100点ゲーム、全国まっしぐらか?
山目(西磐井)○39-26●豊間根(下閉伊)→山目は一関地区の意地でベスト8入り。
黒東(和賀) ○36-31●水沢南(水沢)→実力派の黒東勝利。
葛巻(岩手) ○30-24●伊出(江刺) →粘りの葛巻、伊出の高さを征する。
きたくり(盛岡)○51-23●千徳(下閉伊)→きたくり順当勝ち。
一関(西磐井)○45-18●奥中山(二戸)→鬼コーチ率いるちびっ子軍団ついにベスト8。
西根(岩手) ○63-35●海の子(九戸)→西根のタイトDFが圧倒。海の子エースガード負傷欠場が痛かった。
黒北(和賀) ○58-16●仁王(盛岡) →黒北貫禄の勝ち上がり。

<準々決勝>☆ベスト8

西南(稗貫) ○70-12●山目(西磐井)→西南圧倒的なDF力を見せ圧勝。
黒東(和賀) ○29-21●葛巻(岩手) →黒東、粘る葛巻を突き放す。
きたくり(盛岡)○42-33●一関(西磐井)→きたくり10点差をしっかりコントロール。
黒北(和賀) ○37-29●西根(岩手) →西根大健闘!4Q4点差まで詰めるが、黒北押し切る。

<準決勝>
  西南○52(29,23)-(10,4)14●黒東   →黒東ディフェンスをがんばるが得点できず
きたくり○47(18,29)-(19,20)39●黒沢尻北 →実力伯仲も、後半きたくりが突き放す

<決勝>
  西南○48(25,23)-(10,18)28●きたくり →西南ガード対策を講じるが、ゴール下の力の差

※西南は全国大会@東京3月へ、きたくり・黒東・黒北は東北大会@秋田2月へ


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